旅の始まりはパリから

写真:ゴトウヒロシ 文:猫沢エミ コーディネート:田中敦子

Trouvilleへは、出発はサン・ラザールから

トゥルヴィルは、パリ・St-Lazare(サン・ラザール)駅からSNCF(フランス国鉄)の電車で約2時間ほど。行き先駅は‘Trouville-Deauville/トゥルヴィル・ドーヴィル’(写真中上)。駅を出て、右へ少し歩きBelges橋を渡るとそこがトゥルヴィル。便によって直行の電車と、手前の街‘Lisieux/リズュー’で乗り換えの電車がある。往復56.20€(09年4月現在)。BilletはSNCFのサイトでも予約可。
www.voyages-sncf.com

(写真右)目的地、‘Trouville-Deauville/トゥルヴィル・ドーヴィル’行きの電車は、SNCF(フランス国鉄)の長距離地方列車。プラットホームにつたら、まず‘Trains au départ/トラン・オ・デパール’の電光掲示板で、自分の乗る電車が、何番のプラットホームから出るのかを確認。出発直前まで番号が掲示されないこともよくあるので、焦らず待ちましょう。フムフム、私たちの電車は18番から出発ね…。

(写真左)フランス国内の長距離列車は、職員のいる改札がありません。代わりに、この黄色い自動改札械‘Composteur/コンポストゥール’にチケットを差し入れて、必ずコンポステすること。切っていないと罰金の対象になることがあるので注意!インターネットで購入したE-billet(エレクトリック・チケット)の場合、コンポステの必要はありません。
日本の新幹線のように、ワゴンによる車内販売がある。扱う商品は、コーヒーなどの飲み物やスナック、甘いお菓子など。旅気分を高めるのにうってつけのサービス。「Monsieur ! je voudrais un café S.V.P/ムシュー!ジュヴドレ・アンキャフェ・スィルヴプレ」

約2時間でトゥルヴィル-ドーヴィル駅へ到着。トゥルヴィルの駅構内には、古い街の地図がドーム状の天井近くに飾られていてとてもかわいい。お勧めの記念写真スポット。

 

Belges橋を渡って目の前のFernand Moureaux大通りを左に少し行ったところに観光局があるので、まずは地図をゲットして。ここにしかないサヴィニャック土産も充実!

 

 


BONZOUR + Nº 15 [トゥルヴィル、かもめとサヴィニャックに出会う海辺の街へ] より

*取材データは最新のものですが、ここで紹介される品物の値段、および各店舗の営業時間・定休日は急に変更されることがあります。また、文章は取材当時のものを使用していますことをあらかじめご了承ください。