じゃがいものガレット

写真:mika inoüé 文・料理・コーディネート:猫沢エミ

Recette
ここでは、料理好き編集長がパリ生活でフランス人から習い、自分流にアレンジしたスペシャル・レシピをご紹介。簡単おいしい!材料をうまく代用すれば、もちろん日本でも作れます。
レシピはすべて、二人分です。旅先で作ることを過程して、計量カップ・スプーンなどは使わず、フランスには大抵どこにでもあるデュラレックスのミディアムサイズのコップやティースプーンを基準としています。

 


Galette de pommes de terre
じゃがいものガレット

材料
・じゃがいも(小4個)
・そば粉、または小麦粉(大スプーン山盛り2~3)
・たまねぎ(小2個)
・にんにく(1/2かけ)
・コンテ・チーズ(おろしたものをひとつかみ)
・生クリーム(ティースプーン1杯)
・胡椒、塩(適量)
・ナツメグ(あれば。粉末を少々)
・オリーブオイル(少々)

1.たまねぎ2個は薄切り、にんにくはみじん切り、それをかるくきつね色になるまでじっくり炒める。

 

4. 2のじゃがいもに、生クリーム、チーズ、塩・胡椒少々、ナツメグ(あれば)炒めたたまねぎを入れ、よく混ぜ合わせる。様子をみながらそば粉か小麦粉を少しずつ加え、生地がなんとなくまとまるくらいのゆるさに仕上げる。

2.ボウルに日本から持参したおろし器で、じゃがいもの皮を剥いたものをすりおろす。

5. 4の生地を薄くオリーブオイルをしいたフライパンで、両面を色よく焼く。
食べるときに、味をみながら塩をかるくかけて。(または、アルティショーのレシピで作ったヨーグルトソースもよく合う)
もちろん、フランス人はフランスのおろし器の目の粗い方で、じゃがいもをおろすのだけど、私は、ふわふわにおろせる日本のおろし器を使うこの作り方が好き。伝統的なレシピでは卵黄を混ぜるが、こちらのレシピは、BIO屋台で食べた味を再現したものなので、卵黄は入れない。(入れるとコクがUP!入れてももちろんOK!)もちっとしたおいもの風味をシンプルに味わう一品。

 


BONZOUR JAPON Nº 21 [ パリでお料理がしたい!] より

*取材データは最新のものですが、ここで紹介される品物の値段、および各店舗の営業時間・定休日は急に変更されることがあります。また、文章は取材当時のものを使用していますことをあらかじめご了承ください。