アンティーク好きの薬剤師が開いた、夢のお店

写真/新村真里  取材・文/猫沢エミ

LA SOURIS VERTE
ラ・スリ・ヴェルト


23 rue Saint-Paul 75004 Paris(Village Saint-Paul内)
Tél :01.42.74.51.43
Métro :1番線 St-Paul
火・水曜定休 11:00~19:00

 

 

 

 

 

 

 

「妻も私も元は薬剤師だったんだ。アンティークが大好きで、昔からこの店を開くのが夢だったから、薬剤師をしながらこつこつといいものを買い集めてきたんだよ。」という、オーナーのムッシュ・コンデ。店名は、‘緑色のねずみ’というフランスの童謡からとったもの。扱う商品は多種多様で、そのほとんどが、1900年代から現在までのフランス各地のアンティーク雑貨。アクセサリー、リネン、陶器、人形、etc…。特に、状態のいいアンティーク・リネン類が充実している。

 

 

(写真右)1900~1910年代のフランス製、お裁縫セット。100年前のものとは思えない、状態の良さ、150€。(写真左)お店はヴィラージュ・サン・ポール内、中庭左手にある。緑の看板が目印。

 

(写真左)動物のオブジェが好きで、ついつい集めてしまうんだ。」というムッシュ。みんな連れて帰りたい気分に。
(写真上)銀製品の奥にあるのは、ウズベキスタンでみつけたという手刺繍の布。1960年代頃のもので320€。

 

 

Les informations

気持ちのよいお買い物のコツとして、商品を手に取るときは、一言、Je peux toucher ça ?-ジュプ・トゥーシェ・サ?(触ってもいいですか?)と、たずねると印象が良い。
蚤の市ではないので、最初から「まけて!」は下品。まとめ買いするときや、高価なものを購入する際に、Pouvez-vous moins cher un peu ?-プヴェ・ヴ・モワン・シェール?(少しまけて頂けますか?)と聞いてみよう。

スーツケースに入りきらないほど買ってしまったら、別送便で日本へ送付するとよい。早めに申し込めば滞在先まで箱を届けてくれたり、荷物の集荷もしてくれる。様々なプランがあるので、日本語で問い合わせてみよう。

⚫︎欧州ヤマト運輸 パリ支店/Yamato Transport Europe B.V.
21 Rue d’Argenteuil 75001 Paris
日曜・祝日定休 月〜金 / 9:00〜17:00  土 / 10:00〜15:00
Métro :7,14番線 Pyramides
Tel: 01.42.97.58.99(日本語可)
Fax: 01.42.97.58.37
E-mail:takparis@yamatoeurope.com
http://www.yamatoeurope.com/japanese/


BONZOUR JAPON Nº 12 [パリのヴィラージュ・サン・ポールで雑貨を探す] より

*取材データは最新のものですが、ここで紹介される品物の値段、および各店舗の営業時間・定休日は急に変更されることがあります。また、文章は取材当時のものを使用していますことをあらかじめご了承ください。