Recette
ここでは、料理好き編集長がパリ生活でフランス人から習い、自分流にアレンジしたスペシャル・レシピをご紹介。簡単おいしい!材料をうまく代用すれば、もちろん日本でも作れます。
レシピはすべて、二人分です。旅先で作ることを過程して、計量カップ・スプーンなどは使わず、フランスには大抵どこにでもあるデュラレックスのミディアムサイズのコップやティースプーンを基準としています。
Artichaut à la vapeur アルティショーを蒸したもの~ソース・ヴィネグレット&ヨーグルト | |
材料 ソース材料 ヨーグルトソース |
Artichaut-アルティショー キク科チョウセンアザミ属の多年草、アーティチョーク。その存在は知っていても、実はどうやって食べるのか?本当においしいの?と、私も思っていました。パリに住むまでは。しかしこれがなかなかはまるおいしさ。花びらのような額の部分をもぎとると、根元にほんの少しだけ食べる部分があって、それをちゅぱちゅぱ食べながら、白ワインを飲むと最高。アルティショーは、緑や紫のものがあるが、八百屋さんに聞いてみたところ「味はどちらも同じだよ。」とのことでした。繊維質が豊富なので、旅先で便秘に悩んでしまったらアルティショーを食べてみよう。 |
3.蒸している間に、ソースを作る。 ソース・ヴィネグレットは、小さなボウルにすべてを入れ、よく混ぜる。味を見て、好みに仕上げよう。 ソース・ヨーグルトは、ヨーグルトに生クリームを少々加えよく混ぜ、塩こしょう、カルダモンを混ぜる。カルダモンがホールの場合は、香りが移るよう、まえもってヨーグルトと混ぜ冷蔵庫で冷やしておくとよい。
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1.アルティショーの茎と上の部分を切る。 2.鍋に水を張り、たまねぎの輪切りを台にしてさかさまに置き、30分ほど蒸す。(底の真ん中にお箸を刺して通ればOK) |
食べ方 萼(がく)の部分をはずして、萼の下1/3にソースをつけ、歯でこそげとるように食べる。萼を半分くらい食べ終えたら中心のほうは、あまり食べるところがないので、むしりとる。すると、中心部分にふさふさした毛のようなところが出てくるので、底の部分と切り離す。底の部分をナイフで適当な大きさに切って、食べる。ここが一番おいしいので食べ忘れなきよう! |
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BONZOUR JAPON Nº 21 [ パリでお料理がしたい!] より
*取材データは最新のものですが、ここで紹介される品物の値段、および各店舗の営業時間・定休日は急に変更されることがあります。また、文章は取材当時のものを使用していますことをあらかじめご了承ください。