- Une Selection des nouveaux hôtels branchés de Paris
- 「パリでこんなホテルに泊まりたかった」
- 厳選!パリの最新デザインホテル
みなさんがパリ旅行でまず頭を悩ませるのが、ホテル選びではないでしょうか。2017年現在、8㎞四方の小さなパリにホテル登録された宿は1573件、Chambre d’hôtel-シャンブル・ドテルと呼ばれる民宿が80617もある!ホテルのクラス分けは、1つ星から5つ星、そこに星なしのホテルが加わると6段階に分けられる。しかし、最近このクラス分けに疑問を持ち、あえて星をとらない良質なホテルも増えているので、星だけでホテルそのものの善し悪しを判断するのは、もう古い考え方とも言えるかもしれません。実際、このホテルの格付けに世界共通の統一基準は存在せず、フランスではフランス政府観光庁が定めた施設・設備など、あくまでもハード面だけの判断で星の数が決まっているのです。そんななか、決して安いとは言えないパリのホテル代。旅の快適さの半分を決めてしまうと言っても過言ではない大切なお宿選びに、あなたは何を求めますか?ボンズール・ジャポンでは、読者のみなさんからもご要望が強かったパリのホテル選びに、心ときめく《デザイン性・オーナーのポリシー・コストパフォーマンス》という3つの基準を設けてみました。そして、若いオーナーたちが独自の指針を掲げて続々とホテルをオープンしているパリ右岸・9区のエリアを中心に、心に残る滞在をお約束する、よりすぐりのデザインホテルをご紹介します。
(※)I'internaute 2017年データより出典2017年9月 ボンズール・ジャポン編集長 猫沢エミ
猫沢エミ Emi Necozawa ミュージシャン、フランス文化に特化したフリーペーパー『BONZOUR JAPON』編集長、文筆家、映画解説者。1996年、コロムビア・トライアドレーベルよりシンガーソングライターとしてデヴュー。2002年の渡仏後は、フランス文化に根ざした活動を多分野で展開。2007年より『BONZOUR JAPON』の編集長を務め、現在はフランスと日本を往復する生活。『パリ季記』(地球丸)『パリ通信』(主婦の友社)『猫と生きる。』(辰巳出版)『フランスの更紗手帖』(パイ インターナショナル)など、著書多数。